| 7.故人はどうなるのか |
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| 9.引導は渡しません |
| 8. 通夜法要(お通夜)で |
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葬儀の前夜には、お通夜(つや)のお勤めが行われます。「通夜」とは文字通り、近親者や知人が“夜を通して”ご本尊前の遺体のそばに集い、故人を偲びつつ如来さまのお救いを味わう行事です。ですから、勤行が行われる時には参列者も僧侶(調声人:ちょうしょうにん)と一緒にお勤めしていただきたいものです。 ところが、こうした故人の遺体とともに過ごす最後の夜にもかかわらず、喪主や遺族がまるで弔問者(参列者)とあいさつを交わす場になってしまっているケースがあります。 自宅以外の、例えば町の会館などで通夜・葬儀が行われる場合にしばしば見受けられるのですが、ご本尊前でお勤めしていると、焼香を終えた遺族の方たちが次から次へと席を離れ、入口近くの“一般焼香”の方へ行って、弔問者一人ひとりに頭を下げているのです。こちらがお勤めを終え、振り返ってみるとあたりは“もぬけのから”誰もいません。これでは「仏さまや遺体を放っておいて、何をしているのか」と、つい言いたくなります。 重ねて申しますが、お通夜は「遺体をそばに、仏法に耳を傾けるため」に行うのであって、弔問者にあいさつをするためにあるのではありません。参列する人も、このことを十分ふまえていただきたいものです。 さらに、勤行の後にはご文章を拝読し、法話も行われます。それらも参列者一同、静かに聴聞して下さい。 喪主あるいは遺族の代表者が参列者にあいさつするとすれば、この法要が一通り終わった後にじっくりと行えばよいでしょう。 以上のことはお通夜に限らず、葬儀においても言えることです。参列者に顔を向けるのではなく、如来さまの方を向くことが肝心なのです。 |
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| 7.故人はどうなるのか |
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| 9.引導は渡しません |