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次の組み合わせで唱えます
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| 基礎知識 |
『和讃』は、難解な漢文の経文を和語でうたわれた讃歌で、「今様」という七五調の形式をとっています。親鸞聖人は500首を超える和讃を撰述されました。そのうち唱読用として 326首に譜がつけられています。
『正信偈』は、浄土真宗のエキスがつまった最も大切な偈文(げもん)で、この『正信偈』を朝夕お勤めし『和讃』を毎日六首ずつ繰り読みするのが浄土真宗門徒の日課とされています。
「真譜」は本山専用ですから、一般には「行譜」と「草譜」の2種類の唱え方があり、平素は「草譜」でお勤めすると覚えておけばよいでしょう。
真譜(しんぷ) 本山の御正忌報恩講の1月16日の晨朝に御影堂で唱えられます 行譜(ぎょうふ) 宗祖と四祖(覚如・蓮如・顕如・先師)のご命日の晨朝、または報恩講などの法要に用います 草譜(そうふ) 日常の朝夕の勤行として用います ※真譜は、宗祖親鸞聖人の祥月命日に、しかも本山でしか唱えられないので、一般の僧侶にもほとんど(全く?)馴染みがない唱法です。第1句目の「帰命無量寿如来」より、「五会念仏作法」の「荘厳讃」の節譜(正確にはイロがない)で唱えられます。わかりやすくたとえれば、行譜の「善導独明仏正意」からの節譜を第1句目からつけ、「善導独明仏正意」からは更に変化が加わる感じで、聞く人を本当にうっとりさせます。
『正信偈』の場合、ハ調でいえば、最初の「帰命無量寿如来」から「至安養界証妙果」まではレの高さ、「善導独明仏正意」から「唯可信斯高僧説」まではソの高さ、「初重念仏」はレ、「二重念仏」はミ、「三重念仏」はラとつづき、最後の「願以此功徳」からはミの高さを基音として唱えます。音の高さと唱える速度は次の通りです。
特に「音の高さ」はよく覚えておいて下さい。「初重念仏」でとんでもない高い声を出すと、「二重念仏」や「三重念仏」で声が出なくなってしまいます。特に調声(後述)をつとめる人は、正しい音の高さと速度で唱えられるよう練習をしておく必要があります。
本 文 出 音 速 度 音名(洋音階) 調子(音階) 行 譜 草 譜 帰命無量寿如来 壱越(ハ調レ) 双 調(徴) 70〜80拍 70〜90拍 善導独明仏正意 双調(ハ調ソ) 同 上(宮) 50〜60拍 同 上 初 重 念 仏 壱越(ハ調レ) 壱越調(宮) 同 上 50〜60拍 二 重 念 仏 平調(ハ調ミ) 黄鐘調(徴) 同 上 同 上 三 重 念 仏 黄鐘(ハ調ラ) 同 上(宮) 同 上 同 上 回向(願以) 平調(ハ調ミ) 同 上(徴) 同 上 同 上 ※「壱越・双調・平調・黄鐘」というのは雅楽の音階で、厳密にはハ調の音階との間にズレがあります。ハ調の音階は基音(ラ)を440Hzとしているのに対して、雅楽の音階は基音(黄鐘)を430Hzとして各音が割り付けられています。
※本願寺派では、「導師(どうし)」とは登礼盤をして調声する人、および葬儀の際に調声する人をいいます。従って、在家の方が「導師」をつとめることはありません。おつとめに際してはまず調声人を決めますが、家庭では家族が毎日交替で調声をされるといいでしょう。また、6首ある和讃の調声を1首ずつ順番につとめても楽しいおつとなることでしょう。
※本山では、「巡讃(じゅんさん)」といって、内陣に出仕している僧侶が和讃を1首ずつ交替で調声しています。後でも説明しますが、同音は調声人の声が途切れないうちに唱え始めます(調声人の声にかぶせて唱え始める)。正確にいえば、同音の人は拍どおりに唱え始めるのですが、調声人が最後の音を規定の拍数よりも長く延ばして唱えます。ただし、一人で唱える場合はこの限りではありません。
※リンは、平素は仏壇の隅に納められていることが多いと思いますが、おつとめの時は必ず取り出し、右膝の斜め前、または右横に置いておきます。打ち方は、右手で撥をぶら下げるように持ち、リンの内側のふちを手前に引き上げるような感じで打ちます。
| リン2打の音を聞く | ![]() |
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